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【オーダーメイドで決める】新居で失敗しないカーテンの選び方【完全版】

カーテン選びってかさ張る大きい買い物ですし、取り付け作業もあります。

できる事なら失敗せずに選んでいきたいですよね。

そして、どうせ同じ手間なら得られる快適性を最大にしたいと思いませんか?

今回の記事では、そんなご要望にお応えする為の情報を発信していきたいと思います。

無駄な手順を取らず、最高に快適なカーテンを手に入れる方法を手に入れましょう。

引越しは部屋を快適にするチャンス

結論をお話すると、引越しのタイミングでお部屋にあったカーテンを手に入れるのが最高です。

その為の方法として、オーダーメイドのカーテンを手に入れる事をおすすめします。

転勤などで引越しをする際は、お部屋を自分好みのレイアウトにする絶好のチャンスです。

家具や家電についつい重きを置きがちですが、実は生活を快適にする上でカーテン選びも重要です。

お部屋のプライバシーを守る役割としてカーテンは欠かせません。

もし、お部屋の窓が大きいタイプなら、部屋に入って一番視界の中を占有する大きな家具はカーテンです。

そのデザインが自分好みのものかどうかは、部屋で過ごす快適性を大きく変化させるはずです。

また、機能性も考える必要がありますよね。

遮光具合もリビングと寝室では異なってくると思います。

新居に移る際は、家具・家電の置き場所を考えながら部屋選びをしたり、新築住居の間取りを考えたりする方が多いと思います。

どうせ家具・家電を設置する場所の寸法を測るなら、一緒にカーテンについても検討しておくのが2度手間にならず、スムーズに快適な部屋づくりを行うことができます。

実は、オーダーメイドのカーテンを注文する方法は、既製品のカーテンを手に入れるのとほとんど変わりません

むしろサイズ合わせにおいては、既製品のサイズから近いものを探すよりも楽なのではないかと思っています。

次章以降で、実際の引越し場面を想定しながら最高のカーテンを手に入れるまでの手順を解説していきます。

窓のタイプと必要枚数を確認

まずは新居にどんなタイプの窓が何枚あるかを確認していきましょう。

必要な道具はスマートフォンとメジャーがあればバッチリです。

最近では、ARのメジャーアプリも様々な種類のものがあり、スマートフォンのみでも測定可能です。

今回は、誰でも簡単に、かつ失敗をしないという視点でお話をするので、スマートフォンのメモ帳機能・写真機能とメジャーでの長さ測定を組み合わせた方法でお話をします。

窓がどこに何枚あるのかを確認する

転居予定の新居の内装を確認する時に、窓をスマートフォンの写真機能で撮影しておきます。

このとき、後から長さを記入するためにも窓の全体像を撮影しておくことをおすすめします。

文字で記録すると、冒頭の失敗例の様に垂らす部分を忘れてしまったり、窓の種類がよくわからなくなったりする事があります。

ですので、写真機能を使って実際の画像で記録する事でちょっとしたミスの防止に役立ちます。

窓に合わせたサイズの測り方を攻略

合言葉はスマホとメジャー

メジャーを使ってどんどん長さを測っていきましょう。

どの道、他の家具や家電の設置場所を計測すると思いますので、それと同時にやってしまえばOKです。

測るタイミングですが、入居前の内覧時点で済ませてしまうのがスマートです。

実際の引越し作業が始まってしまうと他にもやる事が盛り沢山なので、どうしても抜け漏れが発生しやすいからです。

誰でも簡単に失敗しない、がコンセプトですので一番失敗しない方法を選択します。

合言葉は「内覧会の時にはスマホとメジャー」です

では、実際の測定方法について解説していきます。

横幅を測る前にレールをチェック

まず、カーテンレールが装飾つきか、そうでないかを確認しましょう。

装飾付きの場合は、装飾を無視してカーテンを取り付ける部品の端から端までの間をメジャーで測りましょう。

具体的には写真の通りですが、○で囲った部分は測らないという事です。

装飾部分まで一緒に測ってしまうと、カーテンの幅が大きすぎて余ってしまいます。

装飾がない場合は、一番端がカーテンの取り付け部分から始まっているので、そこから測れば大丈夫です。

この時に一つ注意点があります。

それは、ピチピチの状態にならないよう、多少ゆとりを持たせるのが良いという事です。

レールの長さに対し合計4 ~8%増しのカーテン幅を用意するのが適切です。

さらに、レールの長さが長めだと小さな割合、短めだと大きな割合でゆとりの幅を決めるのが良いとされています。

ですが、あまり正確に突き詰めようとすると基準がよくわからなくなったり、難しくなるかもしれません。

ここでは、誰でもできる様に大体の基準を例示しておきます。

レールに応じた横幅の目安

●レールの長さが60cm程度の場合(小さい窓)

カーテンの幅が+5cm程度大きいものをおすすめします。

●レールの長さが180cm程度の場合(一般的な窓)

カーテンを2枚使った両側開きの場合は、各4.5cm程度大きいもの。

カーテンを1枚のみ使う片側開きの場合は、9cm程度大きいものをおすすめします。

●レールの長さが300cm程度の場合(大きな窓)

カーテンを2枚使った両側開きの場合は、各6cm程度大きいもの。

カーテンを1枚のみ使う片側開きの場合は、12cm程度大きいものをおすすめします。

縦の長さを測る時には取り付け部品をチェック

カーテンの縦の長さは、カーテンを取り付ける部品(ランナーと呼びます)の下部先端から床までの長さを測ります。

冒頭のTwitter投稿の様な、床から高めの位置にある窓(腰高窓)の場合は窓下から15 ~20cmほどゆとりを持たせるとイケてる長さになります。

窓とカーテンの間にレースカーテンを取り付ける場合は、レースカーテンの長さを-1cmしておくとしっくりくる形になります。

また、カーテンにドレープがある場合はカーテンの長さを-2cmしておくと良いでしょう。

また、この時にどんなタイプの取り付け部品なのかをチェックしておきましょう。

取り付け部品はこの2種類のどちらになっているかを確認すればOKです。

・装飾タイプの場合

装飾タイプの際は、カーテン側に取り付ける接続部品はAフックと呼ばれるタイプの部品を使うことになります。

これは、レールにカーテンが接触しないようになっているタイプの接続部品です。

・機能性タイプの場合

機能性タイプの際は、カーテン側に取り付ける接続部品はBフックと呼ばれるタイプの部品を使うことになります。

これは、レールをカーテンの上部で隠すような作りになっているタイプの接続部品です。

どちらのタイプもニトリなどの家具屋さんや、Amazonなどの通販サイトで簡単に手に入ります。

Aフック、Bフックで調べると検索で見つかりますので、覚えておくと作業の手間が減りますよ。

測った長さをスマホで記録する

先ほど撮影した窓の写真に横幅(レールの長さ+ゆとり分)と長さ(ランナーから床までの長さ+腰高窓の場合はゆとり分)を写真に書き込んでいきます。

最近のスマートフォンには、基本的に写真編集機能が最初から備わっているので、そちらを使いましょう。

もし付いていなくても、無料でダウンロードできるフリーのアプリが大量に出回っていますので、そちらを使えばOKです。

具体的には下の写真のような形で記入すると便利かと思います

記入項目は

  • 部屋名とその部屋の枚数
  • 合計枚数
  • 横幅
  • 縦の長さ

です。

もし、色やイメージなどがあらかじめ決まっている場合は、そちらも合わせて記入してしまいましょう。

片側開き、両側開きそれぞれのメリットについて

続いては、片側開きタイプのカーテンにするのか、両側開きタイプのカーテンにするのかを決定します。

どちらの機能もそれぞれメリットがありますので、お好きな方を選んで頂ければ間違いないです。

片側開きのメリット

  • 小さな窓は片側開き向き
  • 間に壁を挟んで、一般的な大きさの窓が二つ並んでる場合は片側開きの方がバランスが良くなる
  • 開閉する時、手間が少ない
  • カーテンの柄が中央で分断されない
  • カーテンを束ねるスペースが両側開きより一つ分少ない

両側開きのメリット

  • 一般的な窓が1枚の場合は見た目のバランスが良くなる
  • 大きな窓は両面開き向き

こうして見ると、片側開きの方がメリットが多い様に感じますが、基本的にはデザインと部屋の目的に合わせて頂ければ良いと思います。

例えば、

「寝室のカーテンは手間をかけずに開きたいから、片面開きにする」

「小さい窓だけど、両面開きの方が可愛いから両面開きにしたい」

といった具合に、好みに合わせて選んでみてください。

どんな部屋にしたいのかコンセプト決定

ここがカーテン選びの一番楽しいところです。

その部屋に置く家具のカラーや、カーテンによって出したいイメージ、機能性などを吟味します。

例えば寝室を例にあげると、

  • 遮光性を高くしたい
  • 防音性を高くしたい
  • ぐっすり眠るために落ち着いたイメージにしたい
  • 開閉の手間がかからないように片面開きにしたい
  • せっかく片面開きだから、デザインもきちんと付けたい

といった具合に、こだわる事ができます。

実際に並べる家具を決めてから、その並んでいるイメージを膨らませて、しっくりくるものを選びましょう。

ここでも、誰でもできる様にカラー選びについて少しだけ触れておきます。

他の色についてもGoogle検索で『カラー』『心理効果』などで調べてみると出てくると思いますので、下記に記載のない色については調べてみるのも良いと思います。

赤色のイメージ・心理効果について

●イメージ

生命・活動的・情熱的

●心理効果

赤は意欲を出させると言われる色です。

神経を興奮させる、元気にさせるといった意味合いが強い色の為、あまり寝室向きとは言えません。

どちらかというと、トレーニングをする場所などに適しています。

オレンジのイメージ・心理効果について

●イメージ

家庭・自由・暖かい

●心理効果

オレンジは開放感を与え、楽しい気分にさせると言われる色です。

こちらも、どちらかというと活発な色なので寝室向きではないですね。

食欲を促進させる色としても有名なので、食卓から見える場所に設置すると楽しく食事をする事ができそうです。

黄色のイメージ・心理効果について

●イメージ

好奇心・幸福・カジュアル

●心理効果

黄色は集中力を高め、気分を明るくすると言われる色です。

暖色系の中でも特に明るく注意を引く色なので、リビングなどに使うと華やかになる印象がありますね。

寝起きにまず行くであろう洗面所の間仕切りとして使うのも良さそうです。

緑色のイメージ・心理効果について

●イメージ

穏やかさ・自然・バランス

●心理効果

緑色は興奮を沈めたり、集中力を増す効果があると言われる色です。

興奮を沈めてリラックスさせるという意味で、寝室向きの色かなと思います。

また、目の疲れを癒す色と言われることもあり、勉強や仕事をする部屋にもぴったりだと思います。

青色のイメージ・心理効果について

●イメージ

冷静・清潔・爽やか

●心理効果

こちらも緑同様に、興奮を沈めたり、冷静にさせる効果があると言われる色です。

爽やかさを連想させる色でもあるので、爽やかな寝起きを期待する意味も込めて寝室向きだと思います。

また、ビジネスでも良く使われる色なので、こちらも仕事をする部屋に向いてます。

家具との色の合わせ方例

●青系統のソファーなどが目を引く配置の場合

色相上で反対の色である黄色のカーテンなどを合わせてみると、お互いに強調しあっておしゃれになります。

調べた限りでは、ここ数年北欧や日本の家具で人気のある色の組み合わせの様です。

次章でお話しする中でも取り上げておりますが、昼限定で浮き上がる裏地デザインなどを組み合わせても非常におしゃれになると思います。

お昼限定で日光の当たったカーテンから植物のデザインモチーフが浮かび上がるとか、テンションあがりませんか?

カーテン自体を青と黄色の組み合わせでデザインしてしまうのもアリだと思います。

●グレー系統の家具が多い配置の場合

ベージュなどの同じくらいの彩度で合わせてあげると、シックに決まります。

しかし、彩度が低いもの同士なのでどうしても地味なイメージに寄りがちにもなります。

対策として、カーテンに花柄などを入れてみたり、部屋にお花を飾るなどすると、飾った物の印象が高まりおしゃれ度がUPしますよ。

●アジアンテイストな部屋にしたい場合

ブラウンとネイビーの組み合わせがしっくりくるのではないでしょうか。

部屋に配置される、他の大きめな家具と合わせてあげるとコンセプト通りの部屋になりやすいです。

例えば、リビングであればソファーをブラウン、クッションをブラウンとネイビー、カーテンもブラウンやベージュといった色合いに揃えてあげるとそれだけでアジアンテイストになりますよ。

フローリングであれば木目調なので相性良いですし、カーペットを敷くのであれば、こちらもブラウンやベージュ系統で揃えてあげると良いと思います。

オーダーメイドにするメリット

オーダーメイドのカーテンを選ぶ最大のメリットは、既製品よりも部屋のコンセプトに合わせたカーテン選びができるというポイントです。

前章でお話した通り、カーテン選びの一番楽しいポイントを充実させるので、より楽しくカーテンを選ぶことができます。

既製品では、限られたデザインや色合いの中からカーテンを選ぶことになりますが、オーダーメイドにすることでより自分好みのセッティングをすることができるのです。

サイズを測ったり、カーテンにつける付属部品を調べたり、といった比較的面倒な部分は既製品を買うのもオーダーメイド品を買うのも手間は同じです。

一番楽しいポイントにかける時間が違うだけなので、オーダーメイド品を選ぶ方がより楽しくカーテンを選べるというのも当然の話ですよね。

もし、小さなお子様の部屋のカーテンを選ぶのであるとすれば、お子さんの好きなキャラクターのデザインも取り入れる事ができます。

折角の新しいカーテンですから、より部屋を使う人が嬉しくなるカーテン選びをしたいですよね。

こちらでご紹介するTwitterの投稿をみても、オーダーメイドのカーテンで生活を楽しんでいる方は楽しそうですよね。

また、色のイメージに合わせたモチーフを取り入れる事で、よりその色の印象を高めることもできそうです。

青色のカーテンを選んだ時に、空や海のモチーフをカーテンのデザインに取り入れたり、オレンジ色のカーテンを選んだ際にフルーツのモチーフを取り入れてより食卓に合う様な印象に仕上げたり、といった具合です。

なにより、オーダーメイドで作成をすることで『宇宙に一つだけ』の自分だけのカーテンを手に入れる事ができます。

新築の新居を一戸建てで建てるとしたら、それは『宇宙に一つだけ』の自分だけの家ですよね?

そこに合わせるカーテンも同じ様に、自分だけのカーテンにしてみるのはいかがでしょうか。

よりテンションが上がる事が想像できると思います。

機能性の追加についても既製品より、より幅広く対応する事ができます。

例えば寝室に付けるカーテンの例でいくと、

  • 遮光性を高めたい
  • 防音性を高めたい

というようなオーダーがありましたよね。

遮光性が高いカーテン、という条件だとデザインの幅も既製品では限られてくると思います。

でも、オーダーメイドならそういった条件もクリアできます。

同時に防音性を高めるような素材も選択したりと、多機能を持たせることもオーダーメイドならではですよね。

オーダーメイドカーテンの注文方法

オーダーメイドカーテンを注文する方法ですが、オーダーカーテン通販ラボならネット注文で完結できます。

カーテンは比較的かさ張る買い物だと思いますので、自宅に居ながら注文できるというのは便利ですよね。

実際の引越し場面で想像すると、転居前に注文を済ませておき、転居後の住所に届くようにすると買い物に行く手間も減って楽チンですね。

ネット注文の方法ですが、こちらも簡単に済ませることができます。

ページ下部にある「今すぐデザインする」ボタンから注文画面に進みます。

その後はページ内の案内に従って項目を選び、デザインを入力していくだけです。

誰でも簡単に、失敗なくオーダーメイドのカーテンを手に入れる方法についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひ、宇宙にひとつしかない、自分だけのカーテンを手に入れてみて下さい。